糖尿病にかかっている方の生活について説明します。
糖尿病を一言で表すと、炭水化物の代謝障害になります。食後の消化や吸収の機能は上手く働いているのですが、血液中に取り入れられたブドウ糖が上手く吸収できないために、消化不良を起こしてしまう感じです。有り余ったブドウ糖は尿として体外に排出されるのですが、これが名前の由来にもなっています。ブドウ糖の量をコントロールするのがすい臓から分泌されるインシュリンというホルモンですが、糖尿病は、インシュリンの量が足りない、分泌されていないということが原因になっています。
糖尿病になる原因は一つではないので、普段からきちんとチェックしておくことが重要となります。また、遺伝的に糖尿病にかかりやすい方もいるので注意が必要です。血縁者に糖尿病患者がいる、20代前半より体重が10%以上増加している、砂糖や脂肪分を好んで食べるなど、いくつかのチェック項目があり、それらを診断することで糖尿病になりやすいか否かをチェックすることが出来るので一度やってみると良いでしょう。
糖尿病臨床の父と呼ばれるアメリカの某臨床医は、糖尿病は患者の性格をテストする病気で、知性に加えて正直さと自制と勇気が必要だと言っています。この方は1922年にインシュリンを発見し、その後すぐにインシュリン治療を開始しています。各分野からなるチーム医療の重要さを見抜いて、最初にシステム化したのもこの方です。チームのサポートを受けながら患者自身の力によって治療していくのが糖尿病なのです。
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