日本の糖尿病患者は他の国に比べても多く、生活習慣病の一つにもなっています。今後ますます増えることが予想されますが、今からでも予防することは出来ます。また、糖尿病になった時に慌てないようにしっかりと基礎を学んで備えておきましょう。
今や生活習慣病となってしまった糖尿病ですが、小さい子供から高齢者まで、年齢を問わず、糖尿病予備軍と言われています。以前は成人病と言われていて、大人、特に中年以降に気をつけるように言われていましたが、今は、年齢に関係なく患者が存在します。その糖尿病に万が一、なってしまったら、どうすべきでしょうか?治療は、予防はどうすればいいのでしょうか?糖尿病がどんな病気なのか基礎知識を身に付けて万が一にそなえておきましょう。
糖尿病は大きく2つに分かれます。そのうち、子供に多く見られる1型糖尿病についてみてみましょう。元々、すい臓に問題があり、インスリンが作られないことで、血糖値がコントロールできない糖尿病です。そもそも、インスリンが分泌されないのですから、注射によって毎日補充するしかありません。糖尿病の5パーセント以下というものですが、15歳以下の子供に多く見られる糖尿病です。
すい臓の障害によって、インスリンが出ないというのが1型の糖尿病なのですが、そのすい臓が働かない理由については、よくわかっていません。ウィルスなどが関与しているのではないかとも言われています。1型糖尿病の患者の生活習慣などを調査しても、特に差があるわけでもありません。子供に多いので、遺伝も疑われるのですが、それもあまり関係がありません。現状では、根本的な原因がはっきりしない糖尿病です。
2型糖尿病の患者さんは、非常に多くて、糖尿病患者の8割は2型と言われています。この糖尿病は、インスリンそのものは、すい臓から出ているのですが、量が少なく、血糖値をうまくコントロールできていないことによって起きています。生活習慣病といわれるのが、このタイプの糖尿病で、運動不足や肥満などによって引き起こされる糖尿病です。また、男女で比べると、少し男性の方が2型糖尿病になりやすいようです。
2型の糖尿病は、すい臓の働きが弱くなってきて起きるものなので、すい臓に負担がかかってくるような生活習慣が原因です。運動不足や、お酒の飲みすぎ、食べすぎなど、生活の不摂生によって起きる糖尿病です。特に肥満になると、血糖値のコントロールが難しくなるので、ついつい、すい臓に負担がかかって2型の糖尿病になってしまうのですね。これが生活習慣病である糖尿病と言われる理由です。
妊娠をすると女性の身体の中では、さまざまな変化が起きています。特に、ホルモンなどの分泌が大きく変化し、それが原因で、インスリンの分泌にも影響が出たりします。それが原因で、隠れ糖尿病だったり、糖尿病一歩手前だったのが、表に出てくることがあります。これが、妊娠糖尿病です。しかし、妊娠時の身体の変化によるものなので、出産を終えると、元に戻ることがあります。
妊娠するとちょっとした変化でも不安になってしまいます。小さな命を預かっているのですから当然ですよね。ただ、妊娠糖尿病に関しては、過剰に反応するのは禁物です。妊娠期間の一時的なものであり、一般の糖尿病と同じでインスリン投与などで血糖値をコントロールすれば、問題ありません。インスリン投与による副作用といっても、低血糖になる程度なので、妊娠糖尿病という病名で不安にならないようにすることが大事です。
食生活が豊かになり、外で遊ぶ場所が少なくなっている子供たち。その結果、運動不足と食べすぎで子供であっても、糖尿病になってしまう小児糖尿病が増えています。甘いものや高カロリーの食事が多いので、いつも高血糖値の状態になっています。今までは、大人の中年以降での症例が多かったので成人病と言われたのですが、糖尿病は、今は、生活習慣病といわれるようになりました。
増えていく小児糖尿病を防ぐにはどうすればいいのでしょうか?子供はどうしても甘いものや高カロリーなものを好みますし、テレビゲームなどで運動不足になってしまいます。糖尿病を予防するには、大人がしっかりと生活を見守り、規則正しい生活、バランスの取れた食事、そして、運動不足にならないように注意するしかありません。一度でも糖尿病になってしまうと治らないので大人が指導するしかないのです。
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